医学部本コース
スロバキア、チェコの医学部本コースは、日本の医学部が大学の2年目まで教養科目を履修しなければいけないのとは異なり、1年生から解剖学や生理学といった医学の専門分野の授業が始まるのが特徴です。また、早いところでは、1~2年生の夏季休暇から病院実習があり、より実践的な学習を行います。
したがって医学部直接入学にあたっては、TOEFL iBT60以上(CBT173以上)又は英検準1級以上の英語力と生物、化学、物理の知識が出願資格の条件の一つとなります。
病院実習
各医学部では夏季臨床実習が必修となっています。
大学付属の病院で実習を受けることもできますし、日本国内でも提携病院で実習を受けることができます。
また受入病院が見つかれば、他のEU諸国やアメリカで実習を受けることも問題ありません。上記国立大学医学部は世界的なレベルでその優秀さが認められており、ネットワークも世界的な広がりを持っています。
EU加盟国(27カ国) |
---|
アイルランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、 |
その他の実習
学生個々人の希望により、次の地域で実習を受けることが出来ます。この実習を通じて、卒業後、すぐに医師として活躍できるような実践的な医師の養成を目指します。
1.上記国内の病院 | 2.EU諸国の病院 |
3.アメリカの病院 | 4.日本の提携病院 |
>> 関連コンテンツ:医師免許の取得について |
4大学卒業後の進路
ブルガリア・スロバキア・チェコの4大学の医学部を卒業した後の進路としては、次のようなものがあります。
1.各国で医師をする | 2.EU諸国で医師をする |
3.日本で医師をする | 4.発展途上国で医師をする |
5.国連などの国際機関で働く |
様々な選択肢がありますが、それぞれの場合においてあらかじめ計画を立てて準備を進めることが重要です。
漫然と考えていて直前になってこうしたいと思っても、ビザの問題等で遅すぎて何も出来ないという場合がありますので、早めに手を打っていく必要があります。海外医科大学事務局では、本コース3学年目くらいから、そういった個別の進学・キャリア相談にも応じていきます。
>> 関連コンテンツ:日本と海外の医師免許 |