受験生の皆さんへ
「医師になる」ことを志している皆さんの中には、高校生で医学部を目指し受験に備えている方、浪人しながら何度も受験にチャレンジしている方、すでに社会人となり、敢えて再度医学の道を志そうとしている方などいろいろな方がいるかと思います。
ただ、いずれの方にとっても日本の医学部受験は困難を極め、医師としての資質はあっても受験という壁に阻まれ、スタートラインに立つことが非常に難しい状況です。
今までは、海外の医学部に進学して医師になるということは、情報不足の点から日本人には縁のない話でした。
また、費用の面でもアメリカ、イギリス、ドイツなどの経済大国への医学留学では負担が大きく、こういった点からも困難な状況でした。しかし、今、世界は大きく変化しています。
東ヨーロッパの3ヵ国、ブルガリア、スロバキア、チェコの国立大学4校の医学部が、本格的に日本からの留学生の受け入れを開始しています。これらの医学部英語プログラムは、英語で授業を行いますので、卒業後、医師免許を取得したあとには、世界を舞台に活躍することも可能です。
医師として働くのはもはや日本国内にとどまりません。だからこそ、英語での医学教育が意味を持つ時代になりつつあります。「働く地域にこだわらず、なんとしてでも医師として活躍したい。」そんな熱意をもった方にぜひチャレンジしていただきたいプログラムです。
「医師になる」という強い意志と、信念を持った皆さんの健闘を祈ります。